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皆さん明けましておめでとう御座います。

今年も宜しくお願いします。

今年も見に来て下さい。意味なくアクセスしてくれるだけでも良いです。
 アクセスが少なくるなると、面倒だと言って急にブログを投げ出す可能性があるので。


正月という事で年賀状の大問題について書こうと思いましたが、記載し出したら横道に逸れて長くなっちゃいました。

てな事で目次付けておきます。お時間のある時でも目を通してもらえると幸いです。

目次
● 年賀状の重要性
● 2014年 年末のニュース
● 予算の大ウソ
● 国の借金の大ウソ
● 国の大大大問題 「 特別会計 」
● 投資と ゆうちょ・かんぽ上場
● 年賀状の大問題
自分の身を守るにはどうしたら良いか
我々が自信を持つべき根拠と今年の挨拶


この記事は、1/1 8:30に時間設定でアップしてます。多分アップされた頃は、飲んだくれた後に二日酔いで倒れてるでしょう。

先日の記事の後編と、年間優良嬢は時間取れ次第記事にします。



年賀状の重要性

お正月と言えば年賀状がありますが、昨今メールで済ますケースが増えています。
普段会う人には、それでなんら問題ないでしょう。


ただ、私は古くからの友人や知人、学生時代の先生、社会人になってから知り合った知人には年賀状をなるべく手書きで出すようにしてます。11月下旬から準備して元日に着くようにしてます。(面倒になり一気に印刷しちゃう時もありますが。。)


なぜならば、年1回だけ数十円のお年玉ハガキと、書く手間だけで一人の人間関係を繋ぎとめておく事が出来るからです。
 
定期的に飲んだり食事する間柄でなくても、引越しの情報から、電話番号の変更、家族構成、近況が1枚のハガキとして送られてくる訳です。

この事は実際に個人でお仕事されてる方には、非常に重要である事が分かると思います。
私は単なる会社員ですが、実家が会社経営でしたので子供の頃から親の言動などから年賀状の重要性は認識していました。


どうしても知りたい事がある時に、知り合いの各分野の専門家に相談料も不要で、電話かけて本音の話を聞く事が出来る訳です。
これだけで知り得る情報には天地の差があります。

所詮一人では知り得る情報など限られてる訳で、実際にその分野で仕事している人の生の声が聞けるんです。
それが年賀状1枚で手に入ると思えば、いかに安いか。

勿論、相手からの質問にも親切丁寧に回答します。その後のフォローも十分にします。
常にWIN・WINの関係が築けてる事が重要です。


ビジネスでは情報が全てと言っても良いです。
ちょっとした事を知ってるか知ってないかで命運を分ける事だらけです。


今までブログを読んでくれた方は想像付くかも知れませんが、当然これらの情報をデータベース化してます。スタンドアロンのPCに暗号化して、インターネットなどの外部とは一切接続しないように管理済みです。

この分野で困った時はこの人に連絡取れば良いという一覧になってる訳ですが、正月にこの情報は見直す癖をつけてます。

投資するにでも、今後会社を辞めて家を継ぐ時が来たとしても、この蓄積が大いなる武器になる事を認識しております。


2014年末のニュース


さて、年末に報道されていたニュースは突っ込みどころ満載で、

「まぁ~た、間違ってやがるなぁ~」
「ポジション持ってる奴が、ウソ情報を新聞社に流してるなぁ~」

など、ホント切りないですね。

田中角栄元首相は、新聞とニュースを見ては、「また間違えてるなぁ~」「合ってるのは日付くらいじゃないかぁ~。」と常々言ってたらしいですね。


ウソのニュースの一例は、「 ニュースな話 ねじ曲げられた情報 」(別ウインドウで開きます)に記載してますので、見てみて下さい。


説明するのもバカらしいですが、一応説明しておきます。


予算の大ウソ

特に財務省が絡んだ、予算関係のニュースが出てますがホント酷いです。国民を騙すための予算のオンパレードです。


ニュース記事:
 2015年度の一般会計で、来年度予算の各省庁の概算要求は101兆で、政府は去年よりも2兆円増え98兆円台で調整。


財務省は「 財政再建 」すると言って増税したのに、何で概算要求の予算が増えるんだよ!!全然歳出削減する気なんかねぇじゃねえか!!


これは何度も記事にしてますが、「 投資と韓デリ 」 (別ウインドウで開きます)やその他の記事に記載した通りで、「 歳出権 」の拡大だけが目的だからです。


要は「 財政再建 」なんぞする気は一つも無くて、税率を上げたいだけなんです。

財務省の予算編成上の慣行で、税率に応じて歳出が決まるからです。要は多く予算を使えるように増税するってだけです。

このバカな予算編成上の慣行を崩せないのは、前例の踏襲主義が役人の基本だからです。

税率が何%だったら、税収が幾らで、そのうち何%の予算を割り振るなどの予算編成をして全く持ってナンセンスな事をず~っと続けてきたんです。

しかも、予算は複式簿記じゃなくて、単式でやってるのは財源を隠す為なんです。

石原知事時代に東京都は予算を隠す役人に「なんで複式簿記じゃねぇんだ!!」と石原さんが怒って、複式簿記を採用させたんですよ。それで東京都の財政が明確になって大きく黒字化してるんです。同じ事を国もやって下さい!!
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◎ じゃあどうするのがベストか?

財務省や日銀もシンクタンクを抱えてるんだから、名目GDPの予測はしている訳です。名目GDPから税収が幾らかというのは予想が立ちます。その税収予想から割り振りを決めれば良いだけなんです。

こんなの一般企業なら当たり前で、まずは売上予想を立てて予算配分を決めるんであって、どこの企業が商品単価に比例して売上予想を立てるんだよ!!



国の借金の大ウソ


政府債務が1000兆って大騒ぎしやがって、借金があったら、資産がどれだけあるか言えよ!!!
日本は、確かに借金は世界一多くても、持ってる金融資産も世界一位じゃねえか!!

バランスシートの右側(負債)だけを言いやがって!バランスシートの左側(資産)を無視する一般企業がどこにあるんだよ。

不安を煽って、だから消費増税だって方向に持って行くんじゃねぇよ!
 
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トヨタ自動車が19兆の負債(借金)があるから、トヨタ自動車が危ないって、誰が言うんだよ!!
同時に30兆の資産があるからだろ!!


まず、この借金がそもそも大ウソなんだけど、会計でバランスシート(貸借対照表)が分かれば一発で分かるんだけど、ほとんど日本は国内で償還されてるんだから、仮に国に100万円の負債(借金)があると、国民に100万円の資産(国債)が計上されるんです。


ギリシャが危なかったのは、ギリシャの国債の75%を外国人が買ってたからであって、95%以上が国債を日本人が買ってるのと一緒にすんなよ!!


何かと言うと将来のつけ回しだとか、子や孫世代への負担を無くせとか言うけど、

要は、1000兆って、将来世代の負担は確かに1000兆なんだけど、国債を使って国民に償還されるんだから1000兆はそのまま国民に支払われるんであって、「国民にとっては差し引きゼロで、負担が増える訳でもなんでもないんです。」



例えて言うと、お父さんがお母さんに100万円の借金をして、その子供に100万の借金が残るのかっ?て話しなんだけど、子供には負担は残らないんだよ!!

ギリシャは、お父さんが借りた先が、家庭の外(外国)のサラ金から借りてたのが問題であって、それとこれとを一緒にすんなっつうの!!



国の大大大問題「特別会計」


あと、財政再建したいのに、予算が足りないっていうなら、財源だって外為特会(外国為替資金特別会計)なんて何十兆あるんだよ。そこ使えよ!

外為特会は、為替介入やる為の財務省の管轄の資金なんだけど、日銀が金融緩和やれば不要なんだから要らないんだよ。

海外で外為特会の資金を多く持ってるのなんて、世界中探したって日本だけなんだから。他の国では、中央銀行の金融政策で全部対応するんだから。


能無しの財務省の傀儡(かいらい)政権だった、野田政権で散々為替介入やって、殆ど効果無い事だって分かってんだろ。
その時に1ドル80円以下で安いドルを沢山買ったんだから、今1ドル120円で10兆以上儲かってんだから、そこから金だせよ!

放置しておけば、どうせ全部天下り先に流れるんだから!



まず前提知識として、国の予算は「 一般会計 」と「 特別会計 」があります。

「 一般会計 」は、毎年審議して決める予算です。
「 特別会計 」は、審議不要で行先が決まっている予算です。

これは、基本的な考え方として、国債の利払いなど、毎年決まってる予算は、審議不要でスムーズに決まるように「 特別会計 」にしようって考え方です。


ほんの30、40年前は、一般会計と特別会計は同じくらいでした。


たしか去年で 一般会計 約100兆円に対して、「 特別会計 」は 総額約400兆円 で、

「 特別会計 」の 総額は、一般会計と特別会計、特別会計間のお金の受け渡しまで重複計算されており、一目で国家予算が分からないような仕組みに敢えてしております。


実際の重複分を除けば、「 特別会計 」は230兆強です。


そして官僚がこの「 特別会計 」を握って、国会審議にかけさせない訳です。


「 特別会計 」という、年次の審議にかけなくて良い予算はどこの国にもあります。


ただ、日本を除くどこの国も何年かに一回、「 特別会計 」がこれで良いか審議されます。

官僚がこれをさせないんです!!!

しかも、その予算は膨らみ続けてて、こんな「 特別会計 」が多い国は無いんです。


かつて、民主党に政権交代前の自民党のクルクルパーの大臣が、官僚の二人羽織で「これは恒久財源です」とか言ってる訳です。

「 特別会計 」が恒久財源の訳ねぇ~だろ!!

例え毎年だって、審議すんだよ!!!!

こんな国民を愚ろうしてる事はねぇんだよ!!!!!


だから、民主党に政権交代した時に、幾らマニュフェスト(公約)がボロボロでも、この「 特別会計 」に切り込むっていうのには、多少期待しました。

ところが、民主党で重用された大臣は、古川元久(元財務官僚で財務省の代弁者)など、殆どが役人の息のかかった連中で、すぐにダメだという事が分かりました。

当然、「 特別会計 」には一切切りこめてないのに、マスコミでは、いかにも「 特別会計 」に切り込んでる風に報道されました。

何度も記事にもしてますが、仮に真実が分かったとしても記者クラブ制度に参加してるマスコミには報道する力がありません。

税収のほとんどが、「 特別会計 」という形で、官僚のやりたい放題の金庫に入っていく。

今の内閣の中には、この大問題をちゃんと認識して、変える必要がある事が分かってる人達も居ます。

是非ここに切り込んで欲しいが、内閣に力が無いと霞が関の反撃に合いあっと言う間に潰される。

この問題を大大的に取り上げた後で、選挙して大勝した後で無いと出来ないでしょうね。

明治維新のように、どっから出てくるか分からないけど、このままじゃダメだ!俺がやんなきゃって人が現れて、やってくれると信じてます。



投資と ゆうちょ・かんぽ上場


ニュース:
 2014/12/26 に日本郵政の発表によれば、傘下のゆうちょ銀行 、かんぽ生命保険 は2015年の秋以降に同時上場を目指すとの事。


日本郵政グループの資産が14兆円くらいで、上場した際の時価総額は、8兆~10兆 規模になるっていうから、

NTTドコモが民営化されたときが8兆強ってくらいなので、大型の新規株式公開となる訳です。

これだけの資金が市場に流れる訳ですから、日本全体として歓迎すべき事です。


まだ良く調べて無いですが、当面は上がるでしょうから、皆さんも買える範囲で購入して、株価の動向を調査すると日本経済が見えてくるかも。
(下がっても一切責任持ちませんので、投資は自己責任でお願いします。)


郵政民営化した時の裏舞台は、何度か紹介した 高橋洋一さん の「 さらば財務省 」が一番分かり易くて面白いのでお手に取ってみてください。
31_1_さらば財務省


但し大問題があります。郵政民営化した際の鬼子です。

「 さらば財務省 」ですら、一切触れられられて無い大問題です。


年賀状の大問題

正月に絡めて、ホントはここを記事にしようと頭に浮かんだのですが、前振りが異常に長くなっちゃいました。


● 郵政民営化

まずは、日本郵政民営化のおさらいです。

66_03_日本郵政グループ


小泉政権時代の日本郵政民営化の際は、10年後2017年に完全民営化をやります。その為の準備が始まりましたという段階でした。


まだ政府が100%株式を持ってますが、まずは株式化しましょうって事になりました。


それが上の図の「 日本郵政 」グループです。

(上の図とはちょっと違いますが)さらにその下に日本郵政の子会社として、

「郵便事業」
「郵便局」
「ゆうちょ銀行」
「かんぽ生命」

まずは、「ゆうちょ銀行」「かんぽ生命」から株式を売却して、最終的には全て民営化しましょうという話です。

NTTやJRなどの過去の民営化と比較しても、この日本郵政グループが民間最大の会社。企業コングロマリットとなりました。

約25万人の職員が国家公務員から民間人へと変わる過去最大の民営化です。


#NTTやJRの民営化の際の舞台裏も話したいですが、ここに触れるとこれだけで膨大になるので触れません。


個々の仕事の役割は、

「郵便事業」は、 国際・国内の物流事業。

「郵便局」は、 郵便・ゆうパックに関する窓口業務など

「ゆうちょ銀行」は、郵便貯金などの銀行業務・投資信託などの各種金融商品の取扱いなど

「かんぽ生命」は、学資保険とか各種保険商品の取扱い



● 郵便事業 の将来性

今回取り上げるのは、「 郵便事業 」についてです。

今は電子メールがあるので、郵政民営化当初は郵便事業自体が縮小するなどの報道がありますが、私はそうは思ってませんでした。

たしかに時節の挨拶のような郵便物は、減っていくと思います。


色々な意見があると思いますので、あくまでも私の意見ですが、小包を含めた郵便そのものは減らないと想定してます。

理由は、インターネットで物の売買が増えており、今まで店に行って買っていたものがネットで買って郵便・ゆうパックで送る事になるからです。

「 郵便が成熟産業で成長性が無いんだ 」と主張する人がいますが、そうでは無いと考えてます。


「 さらば財務省 」にも記載されて無いですが、この「 郵政民営化 」は「 良い事 」も「 悪い事 」もあるのに、当時の小泉政権は「 良い事 」しか無いとの説明をしておりました。

基本的に「 郵政民営化 」には賛成だし、官僚にある程度食い込み、金融緩和もやっていた 小泉政権 も評価はしております。

この「 悪い事 」の説明をします。


● 民営化に伴う宅配便競争 ①

小包の競争も、純粋な競争がされるのであれば良いですが、

「 ヤマト運輸 」や「 日通(日本通運)」 と、「 郵政 」の競争は純粋な競争では有りません。

何を申し上げたいかと言うと、郵便というのは「 年賀状 」を含めて「 信書 」という概念があります。


実は、この「 信書 」がいまだに 法的に「 郵政 」の独占なんです。


「 信書 」とは、「ハガキ」や「手紙」などの個から個に対する連絡。特定の受け取り人に対する意思表示や、事実を通知する文章の事です。

なので
メール便などは、「 信書 」では無いです。
ダイレクトメールは、チラシと同じ扱いなので「 信書 」では無いです。


● 国営独占 と 自由競争のメカニズム

国営独占の考え方なんですが、「 日本全国儲かるところで儲けて、儲からない過疎地の事業も面倒みます。」というのがベースにあります。

だから、独占でいいよ で、その代わりに国でちゃんと監視します という事です。


独占企業というのは、勝手に値上げしても だれも他の商品を買えないから、どんなに高くなっても買わざるを得ないというリスクがあります。

そういう事をさせないように、国家で監視する訳です。


それとは別に、民間の自由競争のマーケットがあり、次々に色々な企業が参入するから、マーケットメカニズムの中で競争してより良いサービス、より良い商品、より安い料金が生まれるんです。だから国が監視する必要がない。


● 民営化に伴う宅配便競争 ②

話しを戻して、小包の世界は自由競争なんです。ところが、「 信書 」の世界は、郵政が法的独占を保っています。

これは見直し論議をやって法律を通さないと、改正できません。

いうまでもなく、郵政はこの見直し論議に大反対です。

これだけの大きな企業になると、並の政治家では太刀打ち出来ませんので、まずこの見直し論議は出来ないでしょう。



運転免許書の更新案内だろうが、なんだろうが全部「 信書 」です。

「 信書 」で一番問題にしたいのは、「 年賀状 」です。

これはお正月だけで、超ドル箱であり、郵政の独占です。

こういうドル箱を持った状態で、小包の世界に参入すると何が起きるか?

小包は、採算が乗らない水準まで片っ端からディスカウントできるんです。


その価格競争力を持って、「 ヤマト運輸 」「 日通 」などの民間企業を全部駆逐して、その後に通常レベルの採算に戻す事も可能なんです。

私がもしも、郵政の経営者だったら当然、善悪は別にしてもその手法は考えます。


巨大過ぎる企業が、民間に放たれてしまった訳です。


長い目で見ると、このような独占企業を放置する事は、国民消費者の為にはなりません。


「 郵政民営化 」の問題点は、「 民営化 」と称して、認めてはならないものを 認めてしまった事にあります。


そしてこれこそが、郵政の官僚は民営化の際に意地でも抵抗して守った聖域でした。

小泉政権は、これに妥協して「 郵政民営化 」という名を取りました。


そしてこれをひっくり返すのは、内閣が何個も潰れるような改革であり、この先数十年出来ないでしょう。

この大問題が表面化するのは、2017年以降の話です。私の想定では10年後かと。


これらは報道される事は、大問題が表面化した後にしか無いでしょう。
なぜならば、郵政は豊富な資金で、政治家、メディアを飼いならす事が可能だからです。



自分の身を守るにはどうしたら良いか


福沢諭吉 の誰でも知ってる 「 学問のすすめ 」があります。

でも、学校の教科書では、最も重要な所を教える事はありません。

有名なのは、「 天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず 」だけです。

重要なのは、その先です。

「 天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず 」

「 しかし社会を見渡すと、身分が低くて貧しい人身分が高くて富める人がいる。 」
「 それはなぜか、」
「 その差は・・・」

「 学問をしたかしないかによって決まるのである 」

「 難しい古文や和歌といった社会に出て役に立たない学問をする必要はない 」
「 経済学、英語、数学など役に立つ学問をするべきだ 」

と福沢諭吉 は述べてます。

(分かり易いように、多少翻訳してます。)


身分の低い下級武士の出身 だった 福沢諭吉 これを証明してる訳です。

せめて、記事の内容だけでも理解してもらえると随分と違うと思います。


我々が自信を持つべき根拠と今年の挨拶


この話は、誰かの受け売りなんですが、好きな話なんでちょっとします。


GDPにて中国が日本を抜いて世界第二位になって数年経ちます。
その他の分野でも抜かれる事もあるでしょう。

でも、どんなに中国が逆立ちしても抜けない分野があります。

エロで言うと「 アダルトビデオ 」、食なら 「 お米 」 です。勿論、他にも幾つもあります。


エロは法律が厳しいからという意見もありますが、日本だって緩くはないです。

「 アダルトビデオ 」はつまるところ、女優さんのパフォーマンスの世界です。女性の元気、自由度、成熟度、民度が高くないと成立しないんです。男尊女卑、女性が男性の所有物であるかのような抑圧された世界では、生まれないんですね。


東南アジアを見渡してもアジアで日本を凌駕する「 アダルトビデオ 」は作れない。中国なんて、日本製「 アダルトビデオ 」の違法コピーが20億万枚も流通していると言われています。


セックスが男から常に求められるもの、女は常に付き合わされるものだった時代から、男女が拮抗して平等に楽しむ時代になりました。だからこそ、日本のアダルトビデオの女優さんたちが魅力的に映ります。


いま日本に自動販売機は560万台もあり、売り上げは8兆円に達するそうです。そんなに自動販売機が普及している国はありません。

なぜ普及するのか。

それは山の中に自動販売機を一台ポツンと置いといても誰も盗んでいかない秩序があり、コインを入れれば確実に商品が入手できるという信頼感があるからなんです。


我々が当たり前と思っていることが、実は世界では非常に珍しいことなんです。中国の知り合いなんて自動販売機を見て「うちの田舎ならみんな持って行っちゃう」と笑っていました。


日本人の良質な品格を示すもうひとつの商品は「 お米 」です。中国では様々な食品偽装が行われていて、公害もひどい。土地も水も汚染されていて、カドミウム米です。

そんなんもん食べているから中国の人で肌が汚い人が多いんです。彼らに日本の炊きたてご飯見せたら、「こんな綺麗なご飯見たことがない」とびっくりしますよ。


いま日本の減反政策をやめれば500万トンのお米が獲れるそうです。TPP反対とか農家の危機とかいうまえに、こうしたお米をじゃんじゃん輸出すればいいんです。


安全・安心、品格、民度、こうしたものは日本社会がまだまだ世界に誇れるものです。

「 アダルトビデオ 」も「 お米 」も「日本社会の民度」も、よその国が簡単に追いつけないモノなのです。

色々国の問題点は記載しましたが、必ず解決されます。なーにが不安なんですが、なーにが絶望なんですか。まだまだ日本人が作り上げてきたものの価値は失われていません。

今年も胸をはって一緒に生きていきましょう。


ローンイマイ

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