早いものでもう10月(この記事がUPされる時は)です。

今年も残り3ヵ月・・1年なんてアッと言う間ですね。



さて、9/30(これ書いてる時は9/30) ニュースに出てた内容


「風説流布 大物仕手筋を告発へ」


「ネットのサイトに書き込んで保有株の価格をつり上げ、
 約60億円の売却益 東京地検特捜部に告発」



株価が上昇するような書き込みを繰り返して、

上昇したところで保有株を売り抜けてを繰り返してたんだってさ。




騙されないで下さい


何回か言ってますが、

ネット上に個別銘柄の予想を書き込んでるサイトや掲示板なんか信じちゃダメです。

個人サイト含めて、個別銘柄の予想は結構ありますが、

フーゾクステマなんかすっ飛ぶくらい、酷いもんですから。


これを見分けるのは、相当熟練した人で無いと分かりません。




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記事と上記画像は一切関係ありません。



このブ口グでは、

よほどの例外を除いて個別銘柄を記載しない理由は、

こういう問題が出てくるからなんですね。



フーゾク代を稼ぐ手段として、

儲けるための思考回路の鍛え方が分かればそれで十分だと思ってます。






株価を利用した不正な手口は、


昔はその筋の人間が絡んでた事が非常に多かったんです。(今も沢山あるでしょうけど)


中堅会社の株を買い占めて行き、敵対的買収をしかけて高値で脅しも含めて買い取らせるケースだったり、


今はネットの発達で、一般の人でもネット情報を利用して不正を働くケースが増えてます。





まあ、不正の方法は色々とありますが、ちょっとだけ。



不正の手口「見せ玉」


「みせぎょく」 と読みます。




凄く簡単に言うと、

大量の売買注文を出して成立前に取り消す手口です。


「見せ玉」は、証券取引法で「相場操縦」として、

一般投資家を食い物にするので禁止されている行為です



実際に、某大学の投資サークルOBがこの手口で40億の利益をあげて、

その後バレて有罪判決を受けてます。




「見せ玉」は、

資金が余程ある人以外は複数人で対応するケースがほとんどなので、

皆で資金を集めるところから始めます。

そして、狙いを付けた取引数が多いの大柄銘柄(※)の特定株を大量に購入するところから始めます。

※小さい銘柄だと売買数が少ないのでバレる可能性が高いので、
 売買が目立ち難い取引の多い株を狙う




売りの見せ玉 

特定株を市場価格より数円上値(※)で大量に売り注文を入れます。(売りの見せ玉)


(※)
上値(うわね):株価水準の上限付近の値段のこと
 例えば、1000円~2000円付近で推移してる場合は、2000円付近を上値といいます。
下値(したね)はこの逆。





上値の売り注文が大量に入ることで、


株価がその値に達した時点で大量の売り注文が成立することになるため、


そうすると、特定株は当分これ以上は値上りしないだろう


と考える人達が、売りに入り 株価が下がります。


ここで、下がった株を安値で購入します。


その段階で、売り注文していた分を取り消します。



要するに、意図的に下げた安値の株を購入する手口です。





その逆の手法は、


買いの見せ玉 

特定株を市場価格より数円下値(したね)で大量に買い注文を入れます。(買いの見せ玉)


株価がその値まで達した段階で大量の買いが成立することになるため、


そうすると、特定株は当分は値下がりしないだろうと


と考える人達が、買いに入り 株価が上がります。


この段階で事前に保有しておいた特定株を売り抜けます。


そして、買い注文していた分を取り消します。


要するに、意図的に上げた高値の株を売り抜ける手口です。




いずれも、PCの前に張りついて株取引をするネット時代からこそできる方法です。





当時、彼らがやった手口は色々調べたので、


どこがヌルかったか、どうすれば完全犯罪に近づけたかも指摘もできますが、


犯罪を助長する行為なので記載はしません。










究極の相場操作術




を以前記載しましたが、ホントの完全犯罪は、仕手筋だった事すら気付かせないんですね。


私が仕手筋だったと考えていますが、、裏が取れてる訳じゃないですからね。


また、○察もメンツにかけて認めないしね。












「完全犯罪」 ちょっとだけ好きな言葉ですかね。


犯罪に絡んだ映画で、パッと思い浮かんだ面白い映画、


「突破口」
ドン・シーゲル監督
1973年アメリカ 
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「インサイド・マン」
スパイク・リー監督
2006年アメリカ
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2つとも私の個人的なオススメで面白いので、観てみて下さい。