続きを数分で書ける内容で短~くやります。

10分経過でストップします。




前回の記事(参照)で、

支持母体が政策決定に大きく影響する事は記載いたしました。






アメリカでの支持母体



○民主党(ヒラリー、オバマなど)の 支持母体は、

・労働者(労働組合)です。




○共和党(ブッシュなど)の支持母体は、

・キリスト教福音派
・FOXグループ(メディア)
・全米ライフル協会


などです。


なぜ、この支持団体になるかは、


が理解できると分かってきます。





その他、必ずしもどちらの支持でとも言いきれない団体もあります。

もちろんそういう団体を取り込む事が、選挙戦の鍵を握るのは言うまでもありません。

(数分じゃ書ききれそうに無いので、今回触れません。)





アメリカ支持母体による日本への影響



この支持母体から良く分かると思いますが、


アメリカが「 民主党政権 」の時は、アメリカの労働者・企業を擁護の立場を取るので、日本に対してかなり厳しい要求をします。



ヒラリーがTPPも反対と表面上言ってるのは、当然この労組の票を集める為です。



いざ大統領になったらTPPも普通に批准する可能性が高いです。



一方、共和党は、労働者・企業を代表してないので、日本の経済・企業に対して寛容です。

宗教的にも日本とは対立しませんしね。






「 共和党 」 は親日的。

「 民主党 」 は反日的。


になり易いのは、支持母体を見ると良く分かります。






日本メーカー誘致の狙い



但し、8年前に「 共和党 」のブッシュから「 民主党 」のオバマ大統領に代わった時に


「 民主党 」 は反日的だと言う事で、


かつてのように日本の自動車製品がアメリカで叩かれるような報道をしていたメディアがありましたが、これは誤りです。



かつて、1980年代に日本自動車などがアメリカで壊されるようなジャパンバッシングの運動があったのは、日本自動車が輸入される事によりアメリカ労働者の職を奪っていたからです。


2000年以降にアメリカ南部は職が無くなり非常に疲弊しておりました。


そこでアメリカの議員は、アメリカ南部に日本の自動車メーカー(日産、トヨタとかね。)の誘致を積極的に行っていました。



しかも自動車工場を作る費用を州が出してくれたので、日本自動車メーカーも喜ぶと同時に、南部の州は右翼的なので組合を作らないだろうという計算が働いていました。(・・と何かで読みました。)



そこに職を作る事で労働者達は賃金を得ることができ、また地元も税金の形で恩恵を受けてるので、「労働者」の利益になってた訳です。



要はアメリカ国内で消費されている日本車のほとんどはアメリカ製であり、日本車が売れる事でアメリカは儲かるからです。


だからこそ、日本自動車叩きなど起こらなかった訳です。



労働者の為に、日本のメーカーの誘致を行っているのです。



支持母体たるアメリカ労働者の損得で見ないから、「 民主党は反日的 」と単略的に日本メディアが誤った報道をしてたんですね。











気付けば、いつもの癖で話しがまた脱線・・・


いったいいつになったら大統領選にいくんだ・・(笑


時間経過したので終わりで。











「トランプの共和党のぶっ潰し」、
「ティーパーティー 乗っ取り」
「トランプVSウォール街」
「トランプ VS FOXグループ(※)

を今回メインで記載しようと思ったんですが、そこまで辿りつかず。



※FOXグループ
共和党の御用メディア
イラク戦争を起こした犯人(メディア王 ルパード・マードックが元総帥)












大統領選挙にまるっきり触れないのも何なので、

ちょっとだけ ドナルド・トランプの話に



トランプはほんの数年前まで民主党支持で、共和党の本流の人達から見ると完全なるヨソ者です。

思想信条もとても共和党の持ってるイデオロギーとは思えません。




共和党の本流の人達は、トランプの事を敵対的買収、とかコンピューターウィルスになぞえて、民主党から送られて来た トロイの木馬 だとか言っております。


トランプは、共和党の中で話すのはタブーとされてる 「イラク戦争は誤り」とか

敵対候補を捕まえて「あいつはウォール街から金貰ってる」とかバンバンぶっちゃけてますね。





ニュースでも報道されてますが、


トランプ VS 共和党主流派+その一部支持母体


の戦いが、現在まさに起きてるところです。





では、ここまでで。


チャンチャン。